About JCC ( JCC概要 )
 
◆JCC設立の目的と概要◆
 

 現在ではオカメインコを愛好する方が大変多くなっており,またたいていのショップでオカメインコを購入することが可能となっています。オカメインコはもはや身近な存在となっているのです。ところが,インターネット上の掲示板やパソコン通信などで,弱いオカメインコを手に入れて苦労しているとの書き込みを拝見することが少なくありません。そのたびに,もっと良質なオカメが誰でも手に入るようにならないものか,オカメインコに関する正しい知識を普及できないものかという率直な意見を持ったものです。日本全国のオカメインコの愛好家,ブリーダーの参加により,JAPAN COCKATIEL CLUB(JCC)が発足いたしました。

 これまで国内にはオカメインコ専門の飼鳥クラブは存在しておりませんでしたから,JCCは日本初のオカメインコ専門飼鳥クラブということになります。JCCは,オカメインコ愛好家,ブリーダー,ショップを結ぶ役割を果たしていきたいと願っています。手乗り愛好家であってもブリーディング志向の方であっても,その垣根を超えた交流を目指しています。

 また,JCCはインターネットを利用して会員の交流を深めていくという特徴点もあります。電子メールが利用できる方であれば会員専用のメーリングリストがありますし,会員さんが開かれているホームページも大変充実しています。インターネットを通じて友人関係が広がっている方もたくさんいらっしゃいます。

 以上のような交流に加えて,各種の勉強も企画しております。特に,巣引きや遺伝などはJCCが特に力を入れて取り組んでいるものの一つです。

 ショップで売られている雛も地子(日本国内産の雛)と言ってもどこで繁殖され,どんな親から生まれた鳥なのかなかなか判りません。ショップによっては状態の良い輸入鳥を地子と偽って売られる事も有ると聞きます。オカメの荒鳥を安定して繁殖させるには60×60×90cmの籠では小さいと言われ,場所などの都合で20ペア以上繁殖しているブリーダーは国内ではプロを除くとごく少数のようです(色変わりの雛が手に入りづらいのもこのためです)。

 このような状況ですから,品種や遺伝,巣引きなどの実際を考える場所が必要です。しかし大多数の飼鳥クラブのようにブリーダー中心では活動が偏ってしまうので,JCCでは手乗りオカメ愛好の方々の参加も大歓迎です。オカメインコに関わる様々な立場の人達が交流できる場所,それがJCCです。

 詳しい内容については,当HPの会則をあわせてご覧ください。

 

◆発足日◆ 1998年10月1日

◆運営◆ 会員のボランティアによって支えられています。

◆主な活動◆
       足環の領布。
       品評会、荒鳥交換会の開催。
       遺伝や巣引き等のアドバイス。
       メーリングリストへの参加が可能です。

◆その他◆ 会員の区分や会費などは会則のページを参照してください。


◆会長紹介◆
 

◆名前◆ 鬼形隆一(Onigata Takaichi)

◆住所◆ 群馬県高崎市

◆仕事◆ 

◆オカメ◆ アマチュアブリーダー
      
自宅に禽舎を自作し,小数飼育。

◆通称◆ おにさん

◆メッセージ◆
 手乗り鳥として人気がある割には,オカメを中心に飼っているブリーダーは少ないようです。流通量の中に占める地子の割合も少なく,途中で落鳥してしまった雛の話しも良く聞きます。JCCの活動を通じて丈夫な地子が何処ででも手に入れられるようになれば良いと思っています。
 オカメインコは羽色に派手さは有りませんが,その性格に合った落ち着いた色合いが魅力ですね。最近は色変わりも多く輸入され鑑賞の楽しみもより大きくなっていますが,私は輸入された新品種を手に入れるだけでなく,自家繁殖により美しい鳥を手に入れることを目的にしています。
 遺伝について勉強する事により産まれるヒナの予想も出来ますから,繁殖される方は羽色の遺伝についてしっかり勉強することをお勧めします。 遺伝の強弱を理解することで産まれる雛の雌雄が羽色で区別出来るようなペアを組ませる事も出来ますから,手乗り愛好の人にも喜んで貰えると思います。


◆JCC公認ロゴとマスコット◆
JCC会員の公募により決定したロゴマークです。オカメインコの形・冠毛,優しさ,人と人とのつながり(ハート)などを象徴しています。
会員はロゴマークをHPに使用することが出来ます。
JCC会員の公募により決定したマスコットです。まだ愛称はありませんが,JCCの広報活動に活躍してくれています。オカメインコの愛らしさを丸ごと表現したJCC自慢のマスコットです。

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